こんにちは。紅茶です。
今回ご紹介する本はこちら。
『非属の才能』
どんな本?
基本情報

約15年ほど前の本ですので、情報が少し古い部分もあります。
ですが、今読んでも面白い内容だと思います。
内容紹介 & おすすめしたい方
漫画家である山田玲司さんによる本。
周りから浮いてしまったり、馴染めないという苦しみがある方へ。
「才能というものは”どこにも属せない感覚”のなかにこそある」
この考えをもとに、非属の成功者達の生き方を挙げながら、背中を押してくれる一冊。
・生きづらさを感じている方
・周りに馴染めないと感じている方
・自分に自信が持てない方
読みやすさ
文字も大きく読みやすいです。
私は、意味を噛み砕くまでに時間がかかる部分もありました。
この本の魅力
一度立ち止まらせてくれる
「常識」や「当たり前」という名の「同調圧力」。
それらは本当に正しいのか?
一度常識を疑ってみる大切さがわかります。
生きづらさを軽減してくれる
「周りと馴染めない」という生きづらさを抱える方に、救いの手を差し伸べてくれます。
私も日々生きづらさを感じていますが、凝り固まった考えが少しほぐれたような気がしました。
紅茶の感想
毒にも薬にも
(ああ、わかるなぁ)と納得することが多い内容でした。
とはいえ、なかなか賛否両論ありそうな本だなと。
この本の内容の捉え方、読むタイミングなどによっては毒にも薬にもなりそうです。
読む際は、信じすぎずに、あくまで自分の頭で考えて答えを出すことを推奨します。
馴染めないつらさ
社会に上手く馴染めなくてつらい思いをすること、私も経験しています。
そういった「非属」の状態になると、周りから色々と言われて傷ついたり、逆にまるで腫れ物に触れるように扱われて悲しくなったり、自分は出来損ないなのかなと、つらくなる時もあります。
もし私と同じ気持ちを感じているようでしたら、この本を読むと、少し心が軽くなるかもしれません。
「みんなと違っていても、その中に才能が眠っているかもしれない」といった内容で、勇気をもらいました。
皆様もぜひ『非属の才能』をお楽しみください。
最後に、私の心に残った言葉を引用しておしまいにします。
ありがとうございました。それでは(・v・)ノシ
「新しいことにチャレンジすれば、結果は必ず”失敗”である」
山田玲司『非属の才能』(光文社、2007年)P.144より
(↑マイナスな意味ではなく、それくらいの気持ちでいた方が楽だし、色んなことに挑戦できるよという言葉です)