こんにちは。紅茶です。
今回ご紹介する本はこちら。
『子は親を救うために「心の病になる』
どんな本?
基本情報
内容紹介 & おすすめしたい方
精神科医である高橋さんは、これまでカウンセリングで多くの人たちの心の声に耳を傾けてきた。
「引きこもり」や「摂取障害」、「虐待」で苦しむ人々の影には、どんな親子関係があるのか。
子供たちは、親が大好きであるが故に「心の病」になる。
それを、患者の例を上げながら、丁寧に説明している一冊。
・家族関係で悩みのある方
・なんとなく生きづらさがある方
読みやすさ
難しい話もなく、読みやすいです。
この本の魅力
自分や家族の苦しみに気がつく
どうしてこんなに生きづらいのか。
自分の家族関係に目を向けてみると、その答えがわかるかもしれません。
子が読んでも、親が読んでも、いい方向へ変わるきっかけになりそうな本です。
様々な生き方
人は自分の人生を基準と思うため、どうしても視野が狭まります。
この本を読んで、色々な家族の形があるのだと気づくと、視野が広がります。
人間関係で、互いに完全な理解まではできなくとも、お互いを尊重し合えることができるようになるのではないでしょうか。
子だけではなく親も救われる
子だけではなく、親も本書を読むと気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
子のことを見ると言うのは、自分自身の子ども時代も振り返るということにも繋がります。
紅茶の感想
読んでいる途中で自身の過去と重なる部分があり、涙が止まらない箇所もありました。
あらすじだけ見ると重い内容に見えますが、優しい本だと思います。
自身の学生時代と重なる
私は、学生時代に親と揉めた時期があります。
その時の私の気持ちをそのまま表してくれた本で、私を理解してもらえたようで嬉しかったです。
ずっとモヤモヤしていて、気がつかないようにしていた自分の声を、以前よりも認められるようになりました。
手がかりを見つけて
本書は事例を述べているだけであり、具体的な解決方法などは載っていません。
それでも、いくつも手がかりが散りばめられています。
ずっと前に進めない感じがあったのですが、少しずつ、前進できるように行動してみたいです。
家族関係で思うところがある方、生きづらさを感じている方はぜひ『子は親を救うために「心の病」になる』を読んでみてください。
きっと、心が少し軽くなると思います。
皆様の生きづらさが和らぎますように。
ありがとうございました。それでは(・v・)ノシ
余談
同じ著者である高橋さんの本を、同時期に読んでいました。
こちらも、生きづらさの悩みの参考になる良書です。
よろしければどうぞ。