こんにちは。紅茶です。
今回ご紹介する本はこちら。
『デッドボール』
目次
どんな本?
基本情報(文庫版)
あらすじ紹介 & おすすめしたい方
事故で仕事を失い、彼女にも振られ、残ったのは借金のみのツイていない男、ノボル。
借金の返済に困り果てていると「コイツに協力して誘拐を手伝えば一千万。しかも、失敗することはない、完璧な計画だ」とおいしい話が持ちかけられる。
人生を変えるための、一度だけの犯罪。
…のはずだったが、知らぬ間に身に覚えのない殺人の罪を被せられてしまう。
律儀で心優しい誘拐犯ノボルが、本当の殺人犯を捕まえるために奮闘する、痛快なサスペンス小説。
おすすめしたい方
・スカッとする痛快な話が好きな方
・ハラハラドキドキを楽しみたい方
読みやすさ
一人称視点で書かれた小説で、物語に入り込みやすく、サクサク読めます。
コミカルで読みやすかったためか、漫画を読んでいるような感覚になりました。
この本の魅力
登場人物が魅力的
主人公のノボルは誘拐犯なのですが、とても律儀で優しく、応援したくなります。
心優しい彼が、何故誘拐犯なんてしているのか?ぜひ本書でお楽しみください!
ハラハラドキドキするサスペンス
ストーリーがめちゃめちゃ面白いです。
続きは…!?と気になり、どんどん読み進めてしまいました。
紅茶の感想
いい小説に出会えました。
著者の他の作品も読んでみたいです。
私は頭が切れる人に弱いので、佐藤さん好きでした。
(誘拐犯ですが、そこはまあフィクションですので!)
爽やかな読了感(若干のネタバレ)
こういう、読み終わった後スッキリ爽やかな作品って好きです。
悪者も出てきますが、その人物に同情等は一切なし!
最初から最後までずっと悪いやつでいてくれたおかげで、よりスカッとしました。
ここまで憎らしい登場人物を作り上げられるのもすごいなと、感服しました。
皆様もぜひ『デッドボール』をお楽しみください!
ありがとうございました。それでは〜(・v・)ノシ