【本紹介&感想】痛快サスペンス小説『デッドボール』

こんにちは。紅茶です。

今回ご紹介する本はこちら。

デッドボール

主人公は心優しい誘拐犯!?
しっかり天罰が下り、スカッとする小説です。

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目次

どんな本?

基本情報(文庫版)

著者   … 木内一裕さん
発売年月 … 2013年5月
出版社  … 講談社

ページ数 … 352ページ
ジャンル … 小説(サスペンス)


あらすじ紹介 & おすすめしたい方

事故で仕事を失い、彼女にも振られ、残ったのは借金のみのツイていない男、ノボル。

借金の返済に困り果てていると「コイツに協力して誘拐を手伝えば一千万。しかも、失敗することはない、完璧な計画だ」とおいしい話が持ちかけられる。

人生を変えるための、一度だけの犯罪

…のはずだったが、知らぬ間に身に覚えのない殺人の罪を被せられてしまう。


律儀で心優しい誘拐犯ノボルが、本当の殺人犯を捕まえるために奮闘する、痛快なサスペンス小説。

おすすめしたい方

・スカッとする痛快な話が好きな方
・ハラハラドキドキを楽しみたい方


読みやすさ 

一人称視点で書かれた小説で、物語に入り込みやすく、サクサク読めます。

コミカルで読みやすかったためか、漫画を読んでいるような感覚になりました。

この本の魅力

登場人物が魅力的

主人公のノボルは誘拐犯なのですが、とても律儀で優しく、応援したくなります。

心優しい彼が、何故誘拐犯なんてしているのか?ぜひ本書でお楽しみください!

ハラハラドキドキするサスペンス

ストーリーがめちゃめちゃ面白いです。

続きは…!?と気になり、どんどん読み進めてしまいました。

紅茶の感想

いい小説に出会えました。
著者の他の作品も読んでみたいです。


私は頭が切れる人に弱いので、佐藤さん好きでした。
(誘拐犯ですが、そこはまあフィクションですので!)

爽やかな読了感(若干のネタバレ)

こういう、読み終わった後スッキリ爽やかな作品って好きです。

悪者も出てきますが、その人物に同情等は一切なし!
最初から最後までずっと悪いやつでいてくれたおかげで、よりスカッとしました。

ここまで憎らしい登場人物を作り上げられるのもすごいなと、感服しました。


皆様もぜひ『デッドボール』をお楽しみください!

ありがとうございました。それでは〜(・v・)ノシ

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