こんにちは。紅茶です。
今回ご紹介する本はこちら。
『「育ちのいい人」だけが知っていること』
続編もあります
どんな本?
基本情報
内容紹介 & おすすめしたい方
「育ち」とは何だろうか?
本書によると…
”「育ち」とは、その人の佇まいのこと。
所作やふるまいを、知っているかいないかだけのこと。”
つまり、「育ち」と言われるものは、後からでも変えることができる。
日常で使える小さなマナーが満載の、読みやすい実用書。
・マナーを再確認したい方
・浅く広く、様々なマナーが知りたい方

男性が読んでも参考になると思いますが、読者が女性であることを想定して書かれている部分も多かったです。
読みやすさ
見開きに3つ程マナーがのっています。
1つのマナーにつき数行程度で軽く書かれていますので、サクサク読めます。
この本の魅力
マナーの再確認ができる
書いてあるマナーは、比較的知っていることが多かったです。
ですが、できているかと聞かれると、言葉に詰まってしまう…。
改めて再確認することで、気持ちを引き締められます。
数の多さ
なんと、全部で257個のマナーがのっています!
皆様の日常に役立つことも見つかるのではないでしょうか。
紅茶の感想
普段実行できているものもあれば、知っているけれどできてなかったもの、そもそも知らなかったものもあり、参考になりました。
個人的に取り入れたいのは次の3つです。
・素敵な女性は「大丈夫?」より「大丈夫よ」(P.61)
例えば、相手が飲み物をこぼした時など。拭くものを渡した上で、落ち着いて接し、事態を大ごとにせず安心してもらえる気遣いを。
・人を褒めるとき、指摘、反論するとき(P.118)
褒めるときは人前で、注意や指摘は他の人の目や耳に入らないようにすること。
・親しくない人と、一緒にいなければならなくなったら?(P.125)
あまり親しくない人と帰り道が一緒になったら。お互い気まずい思いをしないように、「メールや電話をするから」等の理由を伝え、「お先にどうぞ」と別れてみる。
正直に申しますと、たまに「えっ、そうかな?」と疑問に思えるものもあります。
著者自身も『マナーやルールには明確な境界線があるわけではありません。マナーと言わないまでも心地よいふるまいであったり、マナー以前の感覚的なことであったり、本書でも線引きが曖昧なものも記載しました。』といった旨を述べられていました。
マナーはお互い気持ちよく過ごすために
ふと思い出したのは、ディズニーの「美女と野獣」のお食事シーン。
食べるのが上手ではない野獣のために、ベルもカトラリーを使うのをやめ、食べ方を合わせているシーンがあります。
ベルはお食事のマナーを心得ていましたが、野獣を想って臨機応変に振舞いました。
(野獣も食事のマナーを守ろうと頑張っていました!)
マナーを知っておくことも必要です。
でも、それよりも大切なのは相手を見ること。
お互い気持ちよく過ごせるように振る舞うことが、マナーで一番大切なことかもしれないなと思いました。
皆様もぜひ『「育ちのいい人」だけが知っていること』をお楽しみください。
ありがとうございました。
それでは〜(・v・)ノシ