【本紹介&感想】今注目のピアニスト、反田恭平さん『終止符のない人生』

こんにちは。紅茶です。

今回ご紹介する本はこちら。

終止符のない人生

世界的に注目されているピアニスト!
彼の「前へ前へと進もうとする生き様」に、やる気をもらえる自伝本です。

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目次

どんな本?

基本情報

著者   … 反田恭平さん
発売年月 … 2022年7月
出版社  … 幻冬舎

ページ数 … 212ページ
ジャンル … 自伝、ピアノ

内容紹介 & オススメしたい方

2021年10月、第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位に輝いた、ピアニスト反田恭平さんのエッセイ。

これまでの生い立ち、留学先での過酷な寮生活、ショパンコンクールにどのような心境で挑んだのか、これからの音楽活動での彼の目標や考え方など、盛り沢山な内容となっている。

おすすめしたい方

・反田恭平さんが好きな方
・背中を押してもらいたい方
・これから何かを始めようと思っている方


読みやすさ 

クラシックをあまり聴かない方は、途中で挟まれる楽曲の解説がちんぷんかんぷんかもしれません。

かく言う私もあまり詳しくないため、そもそもその曲自体を知らなかったり…

ですが、YouTubeのフレデリック・ショパン研究所公式チャンネルで、反田さんがショパンコンクールで演奏されている様子を全て見ることができます

聴きながら読んでみるのも楽しいですよ!

▲1次予選の反田さんの演奏です。
2次、3次、ファイナルも検索すると出てきますので、ぜひ聴いてみてください!

この本の魅力

世界が注目する人物像が知れる

ショパン国際ピアノコンクールは世界三大ピアノコンクールの1つであり、ピアニストの登竜門とされています。

(5年に1度しか行われず、16歳以上30歳以下と年齢制限付き。)

そんなコンクールで見事2位に輝いた人物は一体どんな生い立ちで、どんな考え方をしていて、これからどんなことをしようとしているのか…。

そんなことが全部知れる1冊です。

気持ちを奮い立たせてくれる

反田さんは、コロナでコンサートが軒並み中止になる中、クラシック業界で初のオンラインコンサートを決行したり、会社を設立したり、オンラインサロンを立ち上げたり、と行動力の塊のような人です。

やりたいことに次々と挑戦し、実現させていく様子に、「自分も頑張ろう!」とやる気を分けてもらえます。

紅茶の感想

私が初めて反田さんを知ったのは2016年3月27日

偶然見ていた「題名のない音楽会」という番組に出演されており、リストの『タランテラ』を演奏していました。

超絶技巧を難なく弾きこなす姿に釘付けになり、演奏の美しさ、力強さにすっかり虜に。

私は幼少期に数年ピアノを習ったきりでしたが、大人になってからまた始めました。
そのきっかけの1つに、反田さんの演奏を聴いたことがあります。

そんなきっかけをくれた反田さんの本。とても興味深く拝読しました。


反田さんの「いついかなる場面でも手を抜かない」という音楽へ向き合う姿勢困難に立ち向かう精神面の強さやりたいことを次々と実現させていく行動力、見習わなくてはと感じます。

ピアノを弾く人だけではなく、何かを頑張りたい全ての人に響く本ではないかと思います。


皆様もぜひ『終止符のない人生』をお楽しみください。

最後に、私の心に残った言葉を引用しておしまいにします。

ありがとうございました。それでは(・v・)ノシ

音楽家になろうが、何の職業に就こうが、生きることに対しての強い信念をもって歩むべきです。

反田恭平『終止符のない人生』(幻冬舎、2022年)P.211より
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