こんにちは。紅茶です。
今回ご紹介する本はこちら。
『小さいわたし』
どんな本?
基本情報
内容紹介 & おすすめしたい方
「おとなになると今日のことを忘れてしまうのかな。」
著者の小学生の頃の思い出を、子供目線で綴ったエッセイ。
春〜冬まで、その季節ならではのエピソードが多数収録されている。
軽やかに書かれた文章もイラストも可愛らしく、懐かしい気持ちになれる一冊。
・大人になった方(20代〜)
・ほっこりした気持ちになりたい方
読みやすさ
1つの話が1〜3ページ程で、サクサクと読めます。
この本の魅力
懐かしい気持ちになれる
小学校の入学式の話から始まり、先生が大好きだったこと、四葉のクローバーを探したこと、金魚掬いでもらった金魚のこと、花火をしたこと、ケーキの上に乗っているサンタさんのこと、などなど…
何でもない日常の、けれどかけがえのない、小さな小さな思い出のかけら達がたくさん詰め込まれています。
読んでいるとふっと思い出が蘇り懐かしい気持ちになったり、優しい気持ちになれる一冊です。
イラストにも癒される
文章だけでもほっこりとする本ですが、途中に挟まれるゆる〜いイラストがいい味を出していて、より癒されます。ぜひ、ゆったりと癒されたい時にどうぞ。
紅茶の感想
とても読みやすく、サクッと楽しめました!
20代の後半に入り、早いかもしれませんが子供の頃のことをどんどん忘れていっているような気がします。
それが悲しくて、怖くて、少しずつ焦りが膨らんでいって…。
私も著者と同じように(あの頃のこと、忘れたくないな)と最近よく思います。
思い出や感覚
著者の思い出は著者のものなのですが、読んでいると不思議と自分の幼い頃のことを思い出しました。
過ごした場所も時間も違うし、一緒に遊んだわけでもないのに、どうしてだろう?
子どもはみんなどこかで繋がっているのかなぁ。何となくわかっている気がするのに、上手く言葉にできないです…う〜ん…( ;>_<)
思い出以外にも、言葉にし難い感覚的なこともふっと思い出しました。
教室の雰囲気や、プール後の服に着替えた時に温かくなる感じ、夏休み前の終業式の日のそわそわした気持ち、今よりも自然に近いような感じ、小さなことを世界の終わりのように大きく感じていたこと、などなど…
皆様は本書を通して、どんなことを思い浮かべるのでしょうか?
ぜひ『小さいわたし』をお楽しみください。
ありがとうございました。
それでは〜(・v・)ノシ