こんにちは。紅茶です。
今回ご紹介する本はこちら。
『スマホが起こす「自分病」って何?』
どんな本?
基本情報
内容紹介 & おすすめしたい方
スマホはとても便利な機器で、使いこなせれば世界は広がる。
しかし、その便利さ故にスマホ依存症になってしまう人も多い。
それにより、学力低下や集中力低下、SNS依存、ゲーム依存に陥ってしまっている。
「スマホを使っている」のではなく「スマホに使われて」いないだろうか?
本書は、スマホを賢く使いこなせるように、自分を見失わないように、意識を変えてくれる一冊。
・スマホ依存やSNS依存で悩んでいる方
・家族や身近な人がスマホ依存で悩んでいる方
読みやすさ
文字が大きく、ページ数も少ないので、とても読みやすいです。
この本の魅力
何故依存してしまうのかがわかる
何故、スマホ依存になってしまうのか?
何故、人といるのにスマホを優先してしまうのか?
何故、ネットだと浅い付き合いになってしまうのか?
本書はたくさんの「何故?」に答えています。
スマホ依存になる根本を教え、うまく使えるように導いてくれます。
家族の方に向けたメッセージ
家族がスマホ依存の時、どうしたらいいの?という話題ものっています。
まず根本的に何故スマホ依存になるのかを知った上で、問題と向き合えます。
紅茶の感想
私は元々スマホを毎日8時間程触っている依存症でしたので、興味深く読みました。
(今はなんとか2時間程度に減らしています)
以前紹介したこちらの本との関連性を感じましたので、ご紹介させてください。
よろしければ、こちらもご一緒にどうぞ。(著者は別の方です)
本書で述べられている「自分病」は、「自分をみんなに合わせる」ことです。
いつでもどこでも繋がっていて「みんなに合わせないといけない」「はやく返信しないといけない」って、相当ストレスフルなことだと思います。
ですから、スマホ依存で悩んでいる方が大勢いらっしゃるのも頷けます。
「繋がり」がストレスになる以外にも、依存症になると「将来のための我慢」ができず、「目の前の快楽」を選んでしまうようになったりと、あまりいいことはありませんね…。
スマホを「使う」ように!
デメリットばかりをあげましたが、スマホって本当に便利です。
電話もできるし、写真も撮れるし、目的地の行き方を検索できるし、お店の予約もできるし、他にも色々なことができます。
それに、スマホをやめようと思っても、学校や職場で必要だったりして解約できない…
ですから、やはりうまく「使う」ことが大切ですよね。
本書には具体的な解決方法などは載っていません。
ですが、読者がうまく「使える」ようになって欲しいという想いが込められていますので、その気持ちに導いてくれます。
それに、こういった本を手に取る方は既に改善させたいと思って一歩前に進んでいるのですから、きっと最適な解決法を見つけられます。
本書は、そうした方の背中を押してくれる一冊でした。
皆様もぜひ『スマホが起こす「自分病」って何?』をお楽しみください。
最後に、私の心に残った言葉を引用しておしまいにします。
ありがとうございました。
それでは〜(・v・)ノシ
「なければ困る」ではなく「あれば便利」と割り切ろう
和田秀樹『スマホが起こす「自分症」って何?』(新講社、2018年)P.168より