こんにちは。紅茶です。
今回ご紹介する本はこちら。
『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』
どんな本?
基本情報
内容紹介 & オススメしたい方
これまでの科学は死後の世界を否定していた。
しかし、最先端量子科学では新たな仮説が浮上し、その仮説によると”死は存在しない”。
その仮説をもとに「死んだらどうなるのか」「死後の世界とはどんなものか」「死後、会いたい人と再会できるか」「予知や予感、シンクロニシティなど、人生で起こる不思議な現象は何なのか」などを解説している。
・死んだらどうなるのか知りたい方
・科学にも宗教にも疑問を持っている方
・最先端量子科学の「仮説」に興味のある方
読みやすさ
多少難しい話も入ってきますが、科学や宗教について明るくない方にもわかるように書かれています。
この本の魅力
新たな仮説の魅力
この仮説が正しければ、これまで疑問のまま終わっていたさまざまなことに説明がつきます。
悶々としていた気持ちが少し晴れたような気がしました。
科学と宗教の共通点
これまでは科学と宗教は決して交わることのないものでした。
ですが、著者は科学の仮説と宗教の共通点について認めた上で話を進めています。
読了後、壮大な宇宙を旅したかのような気持ちになれる
最後の方では相当スケールが大きな話になります。
ぜひ皆様も宇宙の旅気分を味わってみてください!
紅茶の感想
「生命とは」「死とは」「私とは」という類の本が好きなので、仮説興味深かったです。
あくまで仮説ですので(著者もそう述べています)信じられない部分もありました。
ですが、全体的によくまとまっている面白い本です。
きっとこの本に救いを感じる人もいるのではないかと思います。
とにかく生きている間はいろんなことを感じて、いろんなものを好きになって、もっと成長して、目一杯楽しみたいです!
ネタバレ含む感想
確かにこの仮説の理論でいくと死は存在しないかもしれません。
ですが「自分の自我」も「誰かの自我」も消えてしまうのは怖いです。
いつかこのことを救いと感じて、恐怖を感じなくてすむ日が来るのかな。
もしそれで幸福になれるとしても、みんなひとつになれるとしても、ちょっと寂しいな。
あくまでこれは私の感想です。
皆様はこの本を読んでどんな考えが浮かぶのでしょうか。知りたいです。
ぜひ『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』をお楽しみください。
最後に、私の心に残った言葉を引用しておしまいにします。
ありがとうございました。それでは(・v・)ノシ
世界は、あなたであり、あなたは、世界である。
田坂広志『死は存在しない』(光文社、2022年)P.316より
(J・クリシュナムルティの言葉)